商品先物取引

高いリスクのある投資商品のため、初心者には不向きですが、商品先物取引所法の改正、ネット取引の開始により、徐々に安心感は高まってきています。

ある時点での商品の売買を、あらかじめ決めて行う取引

農作物の生産者などが、将来における生産物の値上がり、値下がりのリスクを回避(リスクヘッジ)するために生まれたのが、商品先物取引です。 商品先物取引の「商品」とは、農作物や貴金属、石油製品のこと。一方「先物」とは、将来売買する時期と価格をあらかじめ決めた上でする取引のことです。「買い」だけでなく「売り」からも入ることができ、対象となる商品が、将来値上がりすると思えば「買い」から、値下がりすると思えば「売り」から入ることになります。


商品先物取引には証拠金のシステムが用いられ、手持ち資金の20倍〜10000倍という額を動かすことになります。取引終了の時期があらかじめ決められていますが、その期日までに反対売買を行うことも可能です。反対売買とは、「買い」から入った場合は「売り」、「売り」から入った場合は「買い」の注文を出すこと。それにより、差額が決済されます(差金決済)。


商品にはそれぞれ売買のための期間が決められており、この期間のことを限月といいます。たとえばとうもろこしなら、3月限、5月限、7月限、9月限、11月限、1月限の商品があり、1月に3月限のとうもろこしを買ったとしたら、3月が売買の期限となります。反対売買を行わずに期限となったら、そのときの価格で強制的に売買が実行されます。

商品先物取引のメリット

元手の何倍もの額を取引できる

取引する商品によっては、たとえば10,000円の証拠金で10,000,000円分の取引ができます。
場合によっては、多大な利益を手に入れられるのです。

感覚的にわかりやすい情報で予想できる

商品先物取引では、産出量や輸出量、収穫量や天候の状況といった比較的イメージのしやすい情報から、値動きを予想することができます。

商品先物取引の注意点

追加証拠金の存在

現在建玉中の商品が、値下がり、あるいは値上がりし、差額のマイナス分が証拠金の一定割合を超えた場合、証拠金を追加して振り込む必要が出てきます。この、通称「追証」を何度も繰り返すうち、破産、などという危険もあります。

ハイリスク・ハイリターンの商品である

得られる利益が大きい分、損失の際の痛手も大きいです。余裕資金を持ち、リスクヘッジをした上で臨みましょう。