上場投資信託

株式と同様に、証券取引所で売買される「上場投資信託」。ETF(Exchange Traded Fund)とも呼ばれます。個別投資に比べて売買コストが低く、リスクの分散も期待できる投資商品です。

株式市場で売買できる投資信託

上場投資信託(株価指数型上場投資信託)とは、価格が日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)に連動することを目指して運用される投資信託。株式と同様に証券取引所に上場された各商品が、証券会社を通じて売買されます。


投資家には株式に相当する「受益証券」が発行されます。この受益証券は、大口投資家(機関投資家など)が証券取引所に放出したもので、これを一般の投資家が小口で取引をするのです。指値注文や成行注文によって売買することが可能。更に信用取引も行うことができます。


日経平均株価連動型の場合は10口単位、東証株価指数連動型の場合は100口単位で売買可能。銘柄や価格の情報は、ニュースや新聞の株式相場欄などから容易に入手できます。

上場投資信託の概略図投資家←受益証券 注文→証券会社←取次ぎ→証券取引所 売買成立←受益証券 株券→大口投資家

上場投資信託のメリット

投資判断がしやすい

日経平均株価や東証株価指数に連動するように運用されるので、価格がわかりやすく投資判断が比較的容易です。

低コスト投資・リスク分散投資

信託報酬(運用費として差し引かれる費用)が、従来の投資信託より低く設定されているため低コストでの投資が可能。また、多数の銘柄に投資することで、リスク分散の効果もあります。

リアルタイムで売買できる

1日1回の基準価格でしか売買できない通常の投資信託に比べ、証券取引所の取引時間内ならいつでも市場価格で取引が可能です。

上場投資信託の注意点

元本は保証されていない

市場で取引されるため価格変動リスクがあり、購入価格を下回る可能性もあります。また、市場価格に急変動があった場合、株価指数に連動する運用が困難になることもあります。

上場廃止になることがある

売買高が一定の水準に達しない場合などに、上場が廃止されることがあります。なお、上場廃止となった上場投資信託は、証券会社で換金してもらうことができます。